ゾイド マテリアルハンター
ジャンル=アクション 機種=Gクラスタ オススメ度 ★
管理人レビュー
事前登録プレイヤー10万人 ここに眠る。
ゾイドマテリアルハンター稼働前に突然の本体価格の大幅値下げ、Gクラスタの評価、当時の運営の赤字である程度の予想は出来ましたが、ゲーム内容は単調なものであり、すぐに飽きる仕様でした。事前登録10万人となっていましたが、大半の人がガッカリしたのではないでしょうか。
先にGクラスタから説明します。本器は次世代ゲーム機として登場した手のひらサイズの本体が特徴です。ゲームデータやセーブデータは全てクラウド上で実行、保管されるため、面倒なディスクの入れ替えがありません。WiFi環境とHDMI対応のテレビがあればすぐに接続しプレイすることができます。
本体はレンタルと直接購入の2種類があります。レンタルの場合は月額324円ですが、2年縛りで途中解約で違約金が発生するため、直接購入した方がいいと思います。本体は大幅値下げされ新品で2980円、ゲームパッド付きで3980円となっています。
管理人はゾイドマテリアルハンター稼働前からゲームパッド付きで購入し、配信開始と同時にプレイしました。スマートフォンとGクラスタの両方でプレイしました。
結論 本体を買うと損します。
本体価格の大幅値下げが行われましたが、Gクラスタ全体でサービス内容が低いので、値引き後に購入しても割高感が強いです。付属品として短いサイズのHDMIケーブルとマイクロUSBケーブルが入手出来るのでパーツ取りとして考えると気が楽です。
ゲームについて説明します。
マテリアルハンターはGクラスタ無しでもスマートフォンアプリのみのプレイも可能。グーグルプレイより無料でダウンロードできます。Gクラスタ購入を考えている方は先にスマートフォンでプレイすることをオススメします。Gクラスタ使用時と大して差はありません。グーグルプレイのレビューページに批判の嵐になっています。
ゲームは縦スクロールのシューティングゲーム。自動照準の自動射撃のため、こちらの操作はスピード調節と左右の移動と必殺技発動のみ。最初はゾイドを動かせたことで楽しく感じるかもしれませんが、単調さにすぐに飽きが来ます。
ステージは多数あるのですが、どれも手抜き感満載であり、背景と配置をちょっと変えた程度。特に同じ島の中のステージは間違い探しレベルの変化しかありません。スピードを出して駆け抜けてしまうと数秒で終わります。
さらにレベル制限が厳しく、特定レベルに達していないとプレイ出来ません。手抜きステージを繰り返しプレイしてレベルを上げ、次の手抜きステージをプレイを繰り返す。何ともストレスの溜まるシステムです。
ボス戦はゾイドVSのロック状態のように敵ゾイドを中心に円形状に走ります。最初はゾイドVSの懐かしさを感じますが、ゲームシステムが単純ですぐに飽きてしまいます。ボスも2種類のみでウルトラザウルスとトリケラトプスのみです。ステージのボスとして毎回出てきます。
使用ゾイドは最初にルーレットでランダムにゲットできます。事前登録者には2段階に改造されたホワイトタイガーが渡されました。他にはゾイドゴールド(課金)を使用してレールレットで入手できます。1体でしかプレイ出来ない上、レベルもゾイド別なので、面倒でした。
ゾイドのデザインがコンセプトアート基準のため、普通のゾイドを使いたかった人が多かったようです。
ゾイドの改造はステージで入手するアイテムを使います。改造パターンが決まっていて、一度改造すると元に戻すことが出来なくなるので注意。他の改造パターンにするにはガチャで同じゾイドを引いて、再びレベル上げをして改造するしかないです。
Gクラスタを利用するとクラウドオーシャンというGクラスタ専用のステージに行くことができます。レアアイテム入手度やショップ価格が優遇されていますが、それ以外では大差がなかったです。相変わらずの手抜きマップでした。
Gクラスタを利用するとテレビの大画面でプレイできますが、ゲーム内容が薄いのでプレイする利点は少ないと思います。ゲームパッドでプレイすると、縦横と必殺技のコマンドだけですが、操作性が上がります。付属のロジクールのゲームパッドは単3電池2本をコントローラーに入れるのでかなり重たいです。一般的なゲームパッドでも操作することができました。
個人的にはスマートフォンのみのプレイはシンプルなものでも、Gクラスタを購入してのプレイは作り込んで欲しかったです。そして、何もないままサービスが終了しました。