ゾイド簡単組み立て講座

 現在、ゾイドは店頭販売は少なく、オークションや中古ショップでの購入がメインとなります。ここではタカラトミー版ゾイドを購入した時の組み立て手順を簡単に紹介します。動力ギミックはあってもお手軽に組み立てられます。

←使用するキット

 ゾイドジェネシスのコマンドウルフLCを使います。通常のコマンドウルフにロングキャノンが付いたジェネシスモデルです。

 組み立てレベル3で電池不要でゼンマイ歩行により歩行します。スピードを2段階調節可能で初心者にも簡単に組み立てられるキットだと思います。

←組み立てレベル

 組み立ての難しさを表記しています。ただ、同じレベルでもかなり差がありますので、目安程度に考えてください。タカラトミーゾイドならガンプラのHGが組めるなら問題ないと思います。

←対象年齢

 タカラトミー(旧トミー)ゾイドは基本的に対象年齢6才か8才以上のため極端に小さいパーツや鋭利なパーツはありません。パーツ数も少ないので、お手軽に組み立てられると思います。

←初回限定版

 このように箱に初回限定のシールが貼られています。ゾイドカードの種類はゾイドバトルカードゲームまたはゾイドスクランブルのカードが付属しました。
 写真は組み立てレベル3のガンブラスターの初回限定箱

←材質表示

 ゾイドキットはプラスチックやABSパーツが使われることが多いです。キャップは合成ゴム、他に安全対策で軟質パーツが使われています。

用意するもの
ニッパー、カッター、ピンセット


 単に組み立てるだけなら用意するものは上記程度で大丈夫です。ニッパーは100円の安価なものだと切り残しが出来るので、プラモデル専用のものを用意しましょう。
 電動歩行ゾイドの場合、電池ボックスを開けるプラスドライバーや動かす電池が必要になります。
 ここでは簡単組み立て講座のため最低限の工具を紹介していますが、必要に応じてデザインナイフ、ヤスリなども用意するといいでしょう。

←開封

 それでは早速、箱を開けて組み立てましょう。フタがセロハンテープで止まっていると思いますので、カッター等でキレイに切断して箱のフタを開けましょう。
 ニッパーでも出来ますが、テープのノリが付くと切れ味が落ちます。
 中古品の場合は開封済みで購入時から開いている場合もあります。


 

←Zポイント

 ゾイドキットの箱にはZ(ゼット)ポイントと呼ばれるポイントが付いている場合もあります。かつては集めてキャンペーン時に応募できましたが、現在はキャンペーンが終了しています。
 キット以外ゾイドゲームなどに付属する場合もあります。


←パーツの確認

 フタを開けたら梱包材に包まれているランナー取り出して、説明書にあるパーツが揃っているか確認しましょう。小さな袋にはゾイドキャップ、シール、パイロット、キャノピーなどの小物が入っていますので失くさないように注意。

←梱包用の袋

 説明書には開封後はすぐに捨てるように記載がありますが、切断したパーツをまとめて入れておくのに便利なので取っています。すぐに捨てる理由は子供が頭にかぶって窒息死の危険があるからだと思います。

←切断

 それでは説明書を見てニッパーでパーツを切り出していきます。写真のようにゲート(細い場所)を切ります。一度、余裕をもって切ってパーツが取れてから、残ったゲートを切るといいでしょう。さらにお手軽に作るならパーツを直接切り出して構いません。

 ゲート処理をする場合はデザインナイフやヤスリを使用します。


←組み立て

 組み立ては基本的にはギミックの集中する胴体または頭部から組んでいきます。。このコマンドウルフLCも胴体を先に組んで、それから他のパーツを作っていくパターンです。
 ゾイドは組み立てレベルや大きさに関係なく比較的簡単に作れるようにできています。もし、間違えて組んでしまったとしても、ほどんどが分解して組み直しが出来ます。
 タカラトミーゾイドの一部を除いて対象年齢が6歳、8歳なので、一般のプラモデルに慣れているの人なら簡単だと思います。


←ラベル貼り

 ラベル(シール)を貼ります。私は普段はゾイドにラベルは貼らない派なのですが、説明のため貼ります。ピンセットを使ってズレないように貼りましょう。ゾイドのラベルは余白が大きいのでカッターナイフなどで切ってから貼るといいでしょう。

 ここでは説明のため首周りにのみ貼りました。説明の都合上これより前の段階でもラベルが貼ってありますが、ご了承下さい。

←完成

 最後に付け忘れのパーツがないか確認し、パイロットを乗せたら完成となります。タカラトミーゾイドはパーツが大きく、簡単に組み立てられます。

←歩行の注意点

 動かして遊ぶ場合は机の上などの平らな面で遊んで下さい。カーペットや畳の上では上手く歩行出来ないことが多いです。また、どんなに丁寧に組んでも曲がって進む場合があります。

←後片付け

ゾイドが完成したら後片付けをしましょう。箱は潰して捨てて、残ったランナー捨てましょう。このコマンドウルフぐらいなら切らなくてもいいかもしれませんが、大型ゾイドのランナーは大きいので、小さく切って捨てるといいでしょう。
 ニッパーの刃も寿命がありますので、ランナーを切る時は古いニッパーか100円ニッパーで切るといいでしょう。

 余ったパーツやゾイドキャップは改造パーツなどに使えるので取っておくといいでしょう。

←カードとアンケートハガキ

 このコマンドウルフLCにはゾイドスクランブルのカードとアンケートハガキが付いていました。現在はカード展開が終了し、アンケートハガキも使えません。


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